井出情児
JYOJI IDE
ANGURA

判型A5 ミシン綴じ
2C 32ぺージ
Edition of 500
定価:2,420円(税込))


学⽣運動全盛期の1960年代後半、⾼校⽣だった井出情児は、唐十郎が主する劇団「状況劇場」に参加して舞台写真を撮り始める。裏方から舞台にも立つようになったころ、新宿は演劇、音楽、ヒッピー、フーテンなど日本では初のサブカルチャー=「アングラ」の発信源として日本中に衝撃を与えた。彼はインサイダーの目線で、日々”アングラ新宿”を切り取っていた。

<プロフィール>1948年、愛媛県生まれ。66年、劇団状況劇場に入団。舞台や映画などに出演。70年の退団まで役者として活動しながら写真を撮り始めた。70年から写真家・内藤忠行氏に師事し、翌年独立。アングラ演劇、アングラ音楽をはじめ、シカゴ、サンタナ、クインシー・ジョーンズ、矢沢永吉など、数々のミュージシャンを撮影。またライブ映像、TV番組、PVを製作・撮影など幅広く活動をし続けてきた。『鼓動~KODO』で、カンヌMIDIM賞音楽映像部門グランプリ受賞。